森永製菓(2201)大量保有報告 GMO 新規取得5.02%
論評
米ボストンの資産運用会社グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー(GMO)が、森永製菓について議決権ベース5.02%を新規に報告した。
保有目的は純投資に加え、「状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」との記載があり、重要提案行為等の可能性が明示されている点は記録に値する。
直近60日間は市場内での取得が中心で、一部の日には処分も記録されている。
概要
提出者はGrantham, Mayo, Van Otterloo & Co. LLC(グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー・エルエルシー、米国マサチューセッツ州ボストン、法人・外国会社、事業内容は投資顧問業、設立1996年12月16日)。代表者はジェネラル・カウンセルのフィリップ・ザコス。発行者は森永製菓株式会社(証券コード2201、東京証券取引所プライム市場)。
本報告は法第27条の23第1項に基づく大量保有報告書(新規、様式第一号)で、報告義務発生日・基準日はいずれも2026年7月1日、提出日は2026年7月8日。提出者及び共同保有者の総数は1名で、共同保有者は存在しない。保有株式数は4,327,000株、発行済株式等総数86,111,638株に対する保有割合は5.02%。
取得の状況
本報告書に添付された直近60日間の明細は市場内取引が26件(取得24件、処分2件)に及ぶ。この期間の取得は合計2,039,200株、処分は合計75,900株で、ネットの積み増しは1,963,300株。保有株式総数4,327,000株のうち、残り約2,363,700株はこの60日間より前から保有していたものとみられる。
| 期間 | 取得 | 処分 | ネット |
|---|---|---|---|
| 直近60日間(2026年5月7日~7月1日) | 2,039,200株 | 75,900株 | +1,963,300株 |
取得資金合計10,186,937,000円はすべて「その他」区分で、ファンド及び顧客の資金による。なお、保有株式のうち1,031,300株は2024年1月1日付の株式分割(1:2)により無償取得したものと注記されている。取得資金の内訳から借入は確認されない。
目的
| 純投資 | 「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」と記載。 |
| 重要提案行為等 | 「状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」と別項目でも重ねて記載。 |
| 保有の位置づけ | 担保契約等重要な契約の欄に「複数のファンドの業務執行組合員等として保有する株式、及び、顧客との投資一任契約に基づき保有する株式である」と記載。 |
| 共同保有者 | なし(提出者単独の報告)。 |
論点整理
論評編集部は、開示された事実の範囲で本件を記録する。重要提案行為等の具体的な内容や保有割合の推移については、続報が提出され次第、改めて確認する。
