abc株式会社(8783)大量保有報告 Long Corridor Asset Management 新規取得38.97%
論評
香港の投資運用会社Long Corridor Asset Management Limitedが、abc株式会社について議決権ベース38.97%を新規報告した。この提出者は同社について7月上旬にも別件(借株による7.34%保有)で報告しており、今回は保有構造が大きく入れ替わっている。
保有割合の急増は、2026年7月22日付で発行者第20回新株予約権26,100,000株分を市場外で一括取得したことによるもので、これに対応する形で直近60日間には借株分の株式(3,000,000株)がほぼ全量、市場内で処分されている。
取得資金の一部13,050,000円は借入金で、借入先はメリルリンチ・インターナショナルとされている。
概要
提出者はLong Corridor Asset Management Limited(香港セントラル、法人・香港法人、事業内容は投資運用業、設立2018年2月28日、代表者James Xinjun Tu)。発行者はabc株式会社(証券コード8783、東京証券取引所スタンダード市場)。
本報告は法第27条の23第1項に基づく大量保有報告書(新規、様式第一号)で、報告義務発生日・基準日はいずれも2026年7月22日、提出日は2026年7月23日。提出者及び共同保有者の総数は1名で、共同保有者は存在しない。保有株券等の数(総数)は26,100,000株(すべて新株予約権証券)、発行済株式等総数40,866,419株に対する株券等保有割合は38.97%。
取得の状況
取得資金は自己資金相当分とメリルリンチ・インターナショナルからの借入金13,050,000円。取得原資の詳細は本報告書の借入金の内訳欄に記載がある。前回(7月上旬)の借株による現物株式保有はほぼ解消され、今回は新株予約権(潜在株式)へと保有構造が切り替わっている。
目的
論点整理
論評編集部は、開示された事実の範囲で本件を記録する。新株予約権の行使状況や保有割合の推移については、続報が提出され次第、改めて確認する。
